鎌倉と江の島といえば、古都の落ち着いた雰囲気と海の開放感を同時に味わえる人気の観光地です。
都心からもアクセスしやすく、日帰りでも十分楽しめますが、1泊2日でゆったりと巡ると、食べ歩きや観光に加え、ホテルでの滞在までじっくり堪能できます。
今回は、私自身が実際に彼女さんと訪れた 鎌倉・江の島旅行(1日目) を体験記としてまとめました。
食べ歩きの楽しさや、坂道を登って訪れた銭洗弁財天の雰囲気、そして何より大きな思い出となった手作り結婚指輪体験。その後は江ノ電に揺られながら江の島に戻り、ホテルでディナーをいただき、ハリウッドツインルームで過ごした夜までをじっくりお伝えします。
カップル旅行や鎌倉観光を検討している方にとって、参考になる旅の記録になれば幸いです。
鎌倉と江の島といえば、都心からアクセスしやすく、美しい海と歴史ある街並み、そして食べ歩きや体験型の観光が楽しめる人気スポットです。特にカップルや夫婦にとっては、記念日や旅行先として選ばれることも多い場所。
今回、私は婚約中の彼女さんと一緒に「鎌倉・江の島1泊2日旅行」に行ってきました。食べ歩きや観光だけでなく、鎌倉彫金工房で結婚指輪を手作りする体験まで組み込み、思い出に残る旅行となりました。
この記事では、
- 実際に訪れたスポット(小町通りの食べ歩き、銭洗弁財天、鎌倉彫金工房など)
- 宿泊した「江の島アイランドスパ ホテル」の感想
- かかった費用や所要時間などのリアルな情報
- 雨の日や混雑時の注意点
をまとめています。これから鎌倉や江の島旅行を計画している方、特にカップルや婚約旅行を考えている方に役立つ情報を、体験談ベースで詳しくお伝えします。
旅行のきっかけとプラン概要
今回の旅行は、彼女さんと旅行に一度も行ったことがなく、「せっかく長期休みがかぶったし旅行行こうか!」という流れで計画しました。
普段は休みが被らず、遠出をすることはできませんが、お盆期間の長期休みが被っできたため、以前から気になっていた鎌倉と江の島を巡ることにしました。
旅行の大きな目的は三つ。
1つ目は、鎌倉小町通りでの食べ歩き。古都の街並みを散策しながら、地元ならではのグルメを少しずつ楽しみたいと考えていました。
2つ目は、鎌倉彫金工房での指輪作り体験。結婚を控えている私たちにとって、既製品では得られない「二人で作る」という特別な思い出を残したいと考えたからです。
そして3つ目は、江の島のホテルに泊まり、非日常の空間でゆっくりとした時間を過ごすこと。観光だけでなく、滞在そのものを楽しむのも今回の旅のテーマでした。
こうして立てたプランは、1日目に鎌倉観光と指輪作り、夜は江の島ホテルでの滞在。2日目は江の島を中心に散策し、岩屋や龍恋の鐘などを巡るという流れです。
江の島ホテルに荷物を預けてスタート
旅行の始まりは江の島。


宿泊予定の「江の島ホテル」に到着し、荷物を預けました。大きなスーツケースを抱えて歩くのは大変なので、観光前に預けられるのは本当に助かります。チェックインは夕方ですが、フロントでは快く荷物を預かってくれました。ホテルのスタッフの対応も柔らかく、最初から安心感を覚えました。
宿泊する部屋は「ハリウッドツインルーム」。公式サイトの写真を見ただけでも期待感が高まっていたので、後ほど実際に入室するのが楽しみでした。
荷物を預けたら、さっそく江ノ電に乗って鎌倉へ。江の島駅まではホテルから1㎞程あり、その間にもおいしそうなお店が沢山あります。早速誘惑に負け、プリンソフトを食べました笑

カラメルのほんのりした苦みとプリン味のソフトがたまりません😋
江ノ電に初乗車、路面電車のような魅力
江の島駅に到着。

実はこの江ノ電、私たちにとっては初めての体験。鎌倉と藤沢を結ぶ全長わずか10kmあまりの路線ですが、その魅力は“移動そのもの”を特別な時間に変えてくれることにありました。
江ノ電の車両は、一般的な電車よりも小さめで、揺れもどこか心地よい。線路と民家の距離がとても近く、「こんなに生活圏のすぐ横を走って大丈夫なの?」と思うくらい。柵もなく人が通れる場所が多いため、日常と観光の境界がなく、まるで街に溶け込むような感覚がありました。
車窓からはレトロな街並み、時折のぞく海、細い路地を抜ける瞬間のスリルとワクワク。単なる移動手段ではなく「旅の演出」として楽しめるのが、江ノ電の最大の魅力だと思います。
特に海沿いを走る区間では、波の音と潮風を感じながら進むことができ、彼女さんも「ジブリの世界みたいだね」と笑顔に。観光の合間にふとこうした非日常の風景を味わえるのは、江ノ電ならではの贅沢でした。
車窓からの景色も新鮮でした。住宅街のすぐ横を走り抜けたり、道とほぼ同じ高さを進んでいったり。まるで路面電車に乗っているようで、鉄道というより生活に寄り添った移動手段のように感じます。
柵もほとんどなく「これ、人身事故とか大丈夫なのかな」と一瞬不安に思うほど。でも、それだけ人と街に近い距離感を保った鉄道であることが魅力なのかもしれません。
揺られることおよそ20分。ほどよい非日常感を味わいながら、鎌倉駅に到着しました。ここからはいよいよ食べ歩きのスタートです。
鎌倉小町通りの食べ歩き体験
鎌倉といえば小町通りの食べ歩き。到着してすぐ向かいました。この日は雨予報でしたが、実際にはパラつく程度。傘をさしている人はほとんどおらず、みんなそのまま歩いている様子でした。「もし本格的に傘をささなきゃいけなかったら、人の多さ的にかなり歩きづらかっただろうな」と思います。
食べ歩きの順番は、まず「極上鎌倉メンチカツ」からスタート。サクサクの衣をかじると、肉汁がじゅわっとあふれ出し、思わず笑顔に。

その後は「エミナドーナツ」の生ドーナツをシェア。ふわっと柔らかく、甘すぎない優しい味がメンチカツのあとにちょうど良いリフレッシュになりました。

次に立ち寄ったのは「Giraffa」のカレーパン。外はカリッ、中はとろりとしたスパイシーなルーが詰まっており、食欲をさらに刺激します。

続いて「はんなりいなり」でしらすたっぷりの稲荷寿司を堪能。磯の香りと甘めの揚げが絶妙で、観光客に大人気なのも納得です。 彼女さんはシラスといくらの稲荷寿司を選択。一口いただきましたが、これももうひたすらに美味しい。

さらに「和彩八倉」で明太マヨを味わい、


最後の〆に「寿清庵」の抹茶ブリュレクレープを。香ばしいカラメルをパリッと割ると、中から濃厚な抹茶クリームがとろけ出し、デザートとして完璧な締めになりました。

インスタアカウント
kotobukiseian_kamakura_matcha
しょっぱいものと甘いものを交互に選んでいたので、不思議と「無限に食べられる!」と感じられたのも印象的。二人でシェアしながら購入したため、合計で約4,000円ほど。お腹いっぱいになりつつも財布にはやさしい、充実した食べ歩き体験でした。
銭洗弁財天での参拝とおみくじ体験
食べ歩きでお腹を満たした後は、鎌倉屈指のパワースポット「銭洗弁財天」へ。小町通りからは徒歩で1キロ以上、坂道を上っていくため少し大変でした。途中、500メートルほど道を間違えるアクシデントもありましたが、旅先ならではの小さな思い出です。

境内に入ると、山に囲まれたひんやりとした空気に一気に気分が変わります。まず挑戦したのは「水おみくじ」。紙を水に浸すと文字が浮かび上がるユニークなおみくじです。今年は浅草寺の「凶ばかり出る」と噂のおみくじで奇跡的に大吉を引き当てた私ですが、ここではなんと「末吉」。一方、彼女さんは「中吉」で、二人で「これは納得いかないな…」と笑い合いました。

続いてメインの銭洗体験。二人とも100円玉を二枚ずつ竹籠に入れて、湧き水で丁寧に清めました。「これからのお金が少しでも増えますように」と願いを込めたのですが…私はうっかり洗った100円玉を他の硬貨と混ぜて財布に戻してしまい、どれが清めたものかわからなくなるという失態(笑)。一方で、彼女さんはしっかりと洗った100円玉を分けて保管していました。
そんな小さな違いも、後から思い出して笑える楽しいエピソードに。坂道や雨の影響で歩きづらさはありましたが、参拝体験はとても貴重で、心がすっと軽くなるような時間でした。
鎌倉彫金工房で結婚指輪を手作り
今回の旅のメインイベントともいえるのが「鎌倉彫金工房」での結婚指輪作りです。事前に予約をしており、鎌倉観光の合間に立ち寄りました。ここでは自分たちの手で結婚指輪をデザインし、実際に制作まで体験できるという特別なプログラムが用意されています。
https://kamakura-chokin.com/?gad_source=1&gad_campaignid=12206921451&gbraid=0AAAAADMDHcu7TKZ6aAbjFDkfnNI_NTT2U&gclid=CjwKCAjwk7DFBhBAEiwAeYbJsVB3VQUGfCQa20ousM0msUN9y6svxagAPaeO3mvE3AyeUHFrjRMuTBoCR-EQAvD_BwE
私たちが選んだのはプラチナ素材の甲丸型リング。石を入れずシンプルなデザインにしたため、彼女の指輪が約7万8千円、私の指輪が約8万5千円ほどの費用となりました。体験時間はおよそ3時間半。金属を熱して曲げたり、棒に通してトントン叩きながら形を整えたりと、まさに職人の気分を味わえる工程が続きます。
最初は「本当に自分たちで作れるのかな?」と不安もありましたが、スタッフの方が丁寧にサポートしてくれるため安心。金属の棒が徐々に指輪の形になっていく様子は驚きの連続でした。最後には内側に刻印を入れて完成。世界にひとつだけの結婚指輪を手にした瞬間、なんとも言えない達成感が込み上げました。

ここから…

こうなって…

こうなりましたΣ(゚Д゚)
この体験は、旅行の思い出作りだけでなく「これからの人生を共に歩む象徴」として大きな意味を持ちました。カップルや婚約中の方には特におすすめしたいプランです。
帰り道の江ノ電
指輪作りを終え、再び江ノ電に乗って江の島へ。
夕暮れ時の車窓からは、淡いオレンジに染まる海と町並みが見えて、昼間とはまた違う風情があると聞いていましたが…。あいにく今日は曇り空。また混雑で車窓からの景色を写真に収めることもできませんでした😂しかし短い移動時間ですが、旅の余韻に浸れる貴重なひとときです。
江の島ホテル体験
チェックインと部屋の雰囲気
江の島駅に到着し、歩いてホテルへ。今回宿泊したのは「江の島ホテル」のハリウッドツインルームです。
部屋に入った瞬間、まず目に飛び込んでくるのは広々としたベッドと、清潔感あふれる内装。スタンダードな作りながらも、海辺のホテルらしい開放感と落ち着きを兼ね備えており、居心地の良さをすぐに感じました。
レストラン「アイランドグリル」でのディナー
館内にあるレストラン「アイランドグリル」で、フルコースディナーをいただきました。
前菜から魚料理、肉料理へと続く流れは、どれも手の込んだ品ばかり。特にメインのお肉は柔らかく、ソースとの相性も抜群でした。時間ギリギリに入店したため少し早めのペースで食べることになり、店員さんを困らせてしまったかもと2人で反省。しかし料理のクオリティには大満足。「次はもっとゆっくり味わいたいね」と彼女さんと話したほどです。

お肉が柔らかい…!!!

デザート沢山でびっくりです笑
ユニークなシャワールーム体験と夜の過ごし方
部屋に戻ってからは、ハリウッドツイン特有の大きなベッドで一休み。お風呂はなくシャワールームのみですが、これがまたユニーク。天井からのレインシャワー、横から水流が当たるジェットシャワー、そして手持ちタイプの3種類を楽しめる仕様で、ちょっとしたスパのような体験でした。
シャワー後はテレビを見たり、任天堂switchの「スイカゲーム」で彼女さんと対戦したり、ぐだぐだと過ごすリラックスタイム。観光で動き回った1日を振り返りつつ、笑い合いながら夜を締めくくりました。こうした「何気ない時間」が、むしろ旅を特別にしてくれるのだと改めて感じました。
2日目 江の島観光(概要のみ)
2日目はいよいよ江の島観光。江島神社をはじめとする定番スポットから、カップルに人気の「龍恋の鐘」や自然を感じられる「江の島岩屋」まで、見どころが豊富です。
1日目は食べ歩き中心だったため、この日は海鮮丼ランチ(できれば生シラス付き!)を楽しむ予定。観光で歩き回りつつ、お昼ご飯はしっかりとした海の幸を味わいたいと思います。
鎌倉・江の島旅行でかかった総予算まとめ (1日目)
食費/宿泊費/体験費用の内訳
食費:鎌倉小町通りの食べ歩き(約4,000円/二人分)
宿泊費:江の島ホテル「ハリウッドツイン」+フルコースディナー2人分 → 約65,000円
体験費用:結婚指輪手作り体験(新郎:85,000円、新婦:78,000円)
コストパフォーマンスの感想
合計すると20万円を超える旅行となりましたが、指輪作り体験という特別な思い出、江の島ホテルでの非日常感のある滞在を考えれば十分に価値がありました。
特に、鎌倉での食べ歩きは低コストながら満足感が高く、旅全体のバランスをとってくれる存在でした。
旅行前に知っておきたいQ&A(FAQ)
小町通りのおすすめ時間帯は?
午前10時頃のスタートがベスト。昼に近づくほど人が増えるため、ゆったり楽しみたいなら早めの時間帯が◎。
指輪作り体験の費用と所要時間は?
プラチナ甲丸型・石なしの場合、新郎:85,000円(11.5号)、新婦:78,000円(6.5号)。
所要時間は約3時間30分ほど。素材やオプション内容によって変動します。
雨の日でも楽しめる?
小町通りは人が多いので、傘を差すと歩きづらい印象。カッパがあると快適です。銭洗弁財天の坂道は滑りやすいので注意。
江の島ホテルはカップル旅行に向いている?
おすすめです。部屋は清潔で、レストランの食事も本格的。チェックアウトが11時とゆったりなので、朝ものんびり過ごせます。スパを利用できればさらに特別感がアップするでしょう。
まとめ|鎌倉・江の島旅行はカップルにおすすめ!
今回の鎌倉・江の島旅行は、
- 鎌倉小町通りでの食べ歩き
- 銭洗弁財天での参拝
- 手作り結婚指輪体験
- 江の島ホテルでの滞在
と、見どころをしっかり押さえつつも、カップルならではの思い出を刻める内容になりました。
費用は少しかかりますが、体験の質を考えれば非常に満足度が高い旅行でした。これから鎌倉・江の島旅行を計画しているカップルには、自信を持っておすすめできるプランです。
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